2024年5月にApplePencil Proが登場。4種類になったApplePencilがどのiPadで使用できるのかを一覧にしました。
iPadモデル別 対応Apple Pencil
発売年月 | Apple Pencil Pro MX2D3ZAA | ApplePencil (第1世代) MQLY3JA | ApplePencil (第2世代) MU8F2JA | ApplePencil (USB-C) MUWA3ZAA | |
13インチiPad Pro(M4) | 2024.5 | ● | ● | ||
12.9インチiPad Pro(6th) | 2022.10 | ● | ● | ||
12.9インチiPad Pro(5th) | 2021.5 | ● | ● | ||
12.9インチiPad Pro(4th) | 2020.3 | ● | ● | ||
12.9インチiPad Pro(3rd) | 2018.11 | ● | ● | ||
12.9インチiPad Pro(2nd) | 2017.7 | ● | |||
12.9インチiPad Pro(1st) | 2015.11 | ● | |||
11インチiPad Pro (M4) | 2024.5 | ● | ● | ||
11インチiPad Pro(4th) | 2022.10 | ● | ● | ||
11インチiPad Pro(3rd) | 2021.5 | ● | ● | ||
11インチiPad Pro(2nd) | 2020.3 | ● | ● | ||
11インチiPad Pro(1st) | 2018.11 | ● | ● | ||
10.5インチiPad Pro | 2017.7 | ● | |||
9.7インチiPad Pro | 2016.3 | ● | |||
13インチiPad Air(M2) | 2024.5 | ● | ● | ||
11インチiPad Air(M2) | 2024.5 | ● | ● | ||
iPad Air(5th) | 2022.3 | ● | ● | ||
iPad Air(4th) | 2020.10 | ● | ● | ||
iPad Air(3rd) | 2019.3 | ● | |||
iPad(10th) | 2022.10 | ●※ | ● | ||
iPad(9th) | 2021.9 | ● | |||
iPad(8th) | 2020.9 | ● | |||
iPad(7th) | 2019.9 | ● | |||
iPad(6th) | 2018.3 | ● | |||
iPad mini(A17 Pro) | 2024.10 | ● | |||
iPad mini(6th) | 2021.9 | ● | ● | ||
iPad mini(5th) | 2019.3 | ● | |||
太字赤字は現行販売中モデル。※USBーC-Apple Pencilアダプタが必要
この表に載っていないiPadにつきましては、ApplePencil非対応モデルです。
Apple Pencil 機能比較
Apple Pencil 4モデルについて
それぞれの位置付け 販売員のお勧めポイント
Appplee Pencilが3種類になったことで、売り場でご質問いただく事が増えるかと思います。現時点での製品選びのポイントを私なりにピックアップします。
Apple Pencil Proは新型iPad用のApple Pencil(2nd)の後継モデル
2024年5月に発売した新型のiPad ProとiPad Airはフロントカメラの部分が移動し、新機能が追加されため、従来のApple Pencil(2nd)は使えなくなりました。(10月に発売したiPad mini (A17 Pro)もフロントカメラ位置はiPad mini 6と同じですが新機能が追加されているため、同じくApple Pencil (2nd)は使用できません)2024年に発売された全てのiPad用に登場したのが今回のApple Pencil Proです。
新機能搭載の新しいApple Pencil Proですが、2024年に発売した新型iPadモデルにしか使えません。それ以前のモデルとは互換性がないので注意が必要です。
色・サイズとも第2世代と一緒で、ペンシルにApple Pencil Proとの印字で違いを見分けるようになります。
Apple Pencil販売時にお客様の自己申告されるiPadモデル間違いが現場で多数発生しています。
互換性がないので、購入履歴の確認やiPadの本体を持参いただくなど、誤購入にならないよう注意しましょう。
iPad(10th)モデル以外は使用時間・方法でオススメする
Apple Pencilの初代・第2世代・Proのメリットは、描きやすさ、充電やペアリングのしやすさなどいっぱいありますが(iPad第10世代に関してはこのメリットがありません)、今回発売されたApple Pencil(USB-C)にはこのメリットの中でも充電やペアリングのしやすさが排除されています。
この点に関しては、しっかり違いを説明して販売してください。
iPad第10世代を除いて
長時間ノートを取ったり、絵を描いたりするような使用目的の場合は、従来のApple Pencilをお勧めする。
Apple Pencil(USB-C)の場合は、充電忘れに注意が必要。充電ケーブルなどがないと充電やペアリングができない。
Apple Pencil(USB-C)
今回発売されたApplePencil(USB-C)は今までのApplePencil(初代)、ApplePencil(第2世代)と比較すると位置付けは廉価モデルといえます。
メリットは純正の中で一番安価という一点のみ。
デメリットはUSB-Cケーブルがないと充電もペアリングも出来ない事。iPhone15シリーズ以降のiPhoneやUSB-C端子のあるiPadがあれば、その本体から充電供給することは可能ですが、USB-C – C ケーブルが必須となっています。
また、筆圧感知の機能がないため、細かい表現が必要な描画などに使いたいという人にも不向き。
長時間ペンを使用しない人。
文字や簡単な図案を書くような人。
iPad(10th)を使用しており、長時間ペンを使わない人。
長時間ペンを使用する目的でiPadを購入希望している方にはiPad(10th)はお勧めしにくいです。ペンの充電およびペアリングなどに難あり。
学生さんとかでノートがわりに使用を前提にしている方、建築・設計方面で図面を描く職業の方には無印iPadは避けてほしい。
<建築・設計方面の方に無印iPadを避けて欲しい理由は、ココ>
無印iPadの液晶ディスプレイは、フルラミネートディスプレイを採用していません。
これは、液晶部分と本体のガラスとの間に空間(隙間)があることを指します。
そのため、図面などで線を引く際目線の高さや位置によって、線の位置がズレるといったデメリットが生じます。