AppleTV4K 2nd。発売日に手に入れました!
midoriさんって本当動画とか大好きですよね。今回のAppleTV4K 2ndについても教えて下さい!
Apple TV 4K 2nd
2021年5月に発売された最新モデルです。
AppleTVには「AppleTV HD」とストレージサイズの違う「AppleTV 4K」の32GBと64GBの合計3モデルが現在販売されています。
AppleTV HD(第5世代)はAppleTV4K 2ndよりさらに2つ前の型落ちモデルで発売は2015年ですが、今回Siri Remoteのみ新型に変更されて再販されました。(今回はHDと4Kの比較は省きます)
価格は2万円台で販売されています。
型番 | JAN | 税込 | |
Apple TV 4K (64GB) | MXH02JA | 4549995128666 | 28,800 |
Apple TV 4K (32GB) | MXGY2JA | 4549995128659 | 25,800 |
Apple TV HD (32GB) | MHY93JA | 4549995210408 | 21,800 |
Siri Remote | MJFM3JA | 4549995233452 | 8,080 |
今回私はAppleTV4K(1st)からの乗り換えです。
『映画とかドラマなどを見るのが好き、Macなどで作業をしている際、47インチの4Kディスプレイで4K動画を流しながら作業やBGMなどを堪能したい。』といった用途でAppleTV4KとHomePod mini2台を主目的で使用しています。
現在はTVをほとんど見ていません。
NewsなどもAppleTVでYoutbeなどで確認しています。
初代のAppleTV4Kを4年近く使用していて特に大きな不満はありませんでしたが、AirPodsProの空間オーディオに対応しないので、買い換えを行いました。ですが、実は秋のアップデートで初代も対応しました(苦笑)
ファーストインプレッション
サイズも見た目も初代と全く一緒。Siriリモート以外は何がどう変わったのか正直わかりません。
初代と2ndは見た目もサイズも端子も全く同じです。ですので、それ単体ではどちらがどちらなのかわかりません。
置き換える直前までTVOSのアップデートも行っていたので、初代と2ndで何が変わったのか?体感レベルでわかりません。
私は、ネットへの接続もWiFiではなく有線接続にしているので、こちらも体感ではわかりません。最近は4K動画も増えてきたので、WiFi6に対応してくれているのは、今後の環境変化に対して好材料です。
2nd | 1st | |
サイズ | 同じ | 同じ |
端子 | 同じ | 同じ |
Siri Remote | 新型 | 旧型 |
チップ | A12 | A10X |
WiFi | WiFi6 | WiFi5 |
HDMI ARCまたはeARCが使えるように
実は第2世代から使えるようになった機能があったんですが、今はベータ版の提供の為、大々的にPRされていない為気づいてなかったのですが。
それはAppleTV 4K(2nd)とHomePod(mini含む)の組み合わせでARCまたeARC機能が使えるようになっていました。
HDMIのARCとは「Audio Return Channel」 (オーディオ・リターン・チャンネル)の略。日本語では厳密に定義されていませんが、直訳として「音声が返ってくる」ということ。
HDMIは映像と音声を一本のケーブルで同時に送ることができ、HDMI端子には出力側と入力側があります。普通ノートパソコンなどについているHDMI端子は出力端子で、テレビはプロジェクター、モニターなどへパソコンの画面と音声を出力させることができます。基本、一方向だけで、逆はできません。テレビなどの画面や音声をパソコンに映し出すといった逆方向は出来ないんです。
HDMIのARC/eARC機能は、音声部分だけ入出力を逆にできる技術で、テレビなどの音声をHDMIケーブルでサウンドバーや対応スピーカーに出すことができます。
今までのAppleTV 4K(初代)では、AppleTV側の音声はHomePod miniなどを使ってスピーカーとして音量コントロールなどできていましたが、AppleTVをつなげているTVのスピーカーとしてはHomePodなどを使うことはできませんでした。
ですが、AppleTV 4K(2nd)はARC/eARCに対応している為、接続するTVがARC/eARC対応のものなら、TVからの音をAppleTV4K(2nd)を介してHomePod miniで出力することが可能になったんです。(現在のところベータ版ではありますので、完成形ではありません。その点はご了承ください)
ARC/eARCはテレビに搭載されている機能ですので、通常PCディスプレイやプロジェクターにはありません。
設定方法はこちら
AppleTV4Kで出来ること
ネットワークに無線接続・有線LAN接続両方できる
AppleTV本体はWiFi接続・有線LAN接続の両方に対応しています。そのため長時間の視聴でWIFIが不安定だと動画が止まったりしますが、LANケーブルで接続すると安定しやすく長時間視聴にはおすすめです。
オーディオもワイヤレス接続に対応
オーディオ接続もワイヤレスのBluetoothやAirPlayに対応しているので、HomePodやHomePod miniなどもAirplayでつなげられて迫力の映像と音を同時に楽しめる機械です。
HomePodやHomePod miniを主なスピーカーで設定していると、Siriリモートで音量の上げ下げも出来て便利です。
なお、HomePodやAirPodsPro、AirPodsMaxなどの空間オーディオ対応機器を使えば迫力のDolby Atmos(空間オーディオ)に対応し、映画館で鑑賞するようなオーディオ体験ができます。(HomePod miniは非対応)
動画好きにはAppleTV4Kはたまらないデバイスだと思います。AppleTVのスピーカーとしてはHomePod mini(2台利用)がオススメです。2台でステレオになります。
今回の注目点
A10XからA12チップへの変更
AppleTV4K(初代)を動画再生やミラーリンクをメインにした利用方法といった場合、初代モデルでも今の所全く問題のない性能を発揮してくれています。
ですが、Appleは現在Arcadeなどのゲームのサブスクリプションの強化をはかっており、今後ゲームアプリの向上を目指す場合A10Xチップでは心もとない状況になっていました。
WiFi5(ac)からWiFi6(ax)への変更
AppleTVには、有線LANポートがついているため、動画好きには有線でのネット接続を推奨していました。というのも、初代ではWiFi5と呼ばれる、acに対応していましたが、このacの特徴として高速無線ではあるが、障害物に弱く距離を飛ばないといったことがありました。
そのため、売り場でもAppleTVを購入したが、無線接続では動画が途切れてしまう。といった話を何度かききました。実際、集合物件住まいの私も、AppleTV4Kを無線接続で利用した場合、ドラマなどを1時間ぐらい見たあたりから再生が度々止まるようになったりしました。
私の場合は、動画視聴が主な目的なので、AppleTV4Kは有線LANでネットにつなげています。この状態では、何時間でも動画再生が出来ます。
ただ、すべてのユーザーが有線接続が可能な住宅環境というわけでもないと思われます。
そこで、今回AppleTV4Kに搭載されてきたWiFi6は視聴環境の改善につながる変更と言えます。
WiFi6は、高速かつ同時利用可能で、2.4GHZ帯にも対応しているため、WiFi5やWiFi4では十分な速度でのネット利用が難しかった住宅でも無線環境が改善する可能性が高くなります。
もちろん、それに応じたWiFi6対応無線ルーターへの買い替えは必要にはなりますが、有線接続では難しかったといった家庭には、無線環境での改善が見込めそうな変更になります。
Siri Remoteの刷新
今回、誰もが感じられる変更点としては、Siri Remoteの変更が一番わかりやすい点です。
以前のSiri Remote、私は小ぶりでスタイリッシュなため結構気に入っていたんですが、売り場で接客していても同操作したらいいかわからない?といった意見が結構多かったのは事実です。直感的な操作性ではあったんですけどね。
それが今回、写真の左のようなデザインに変わりました。(デザイン的にはちょっと古めかしくなった気もしましたが)
Siri RemoteはRFリモコンなので、狙いを定める必要なしでコントロールできるので使いやすいですよ。
※1. これは便利!今までは不便と思っていませんでしたが、つかってみると「なるほどね」といった機能でした。
ということで、デザイン一新の新型SiriRemoteは使ってみて便利になっていました!
この新型SiriRemoteは別売り販売されていまして、AppleTV HDでも4K(初代)でもRemoteの交換で利用出来ます。今持っている旧型のSiri Remoteが使いづらいという方は是非どうぞ。
AirPodsProなど空間オーディオに対応
AppleTVでも空間オーディオで大画面で映画やドラマが楽しめるようになりました。
注意点としては、AppleTVは2台のイヤホンを同時に使用することができますが、共有中は空間オーディオに対応しません。
HomePodやHomePod miniがロスレスに対応
AppleMusicでロスレスオーディオが提供されていますが、AirPlayで利用できるHomePodやHomePodminiなどが10月26日のOSのアップデートでロスレスオーディオが再生出来るようになりました。
OSのアップデートで音質のさらなる向上がされることで、より映像と音楽の楽しみが増えればと期待感が高まります。
2021年秋のOSのアップデートで、ほぼこうなったらいいと言われていた機能が使用できるようになりました。
AppleTV4K(1st)も空間オーディオなどに対応したので、すでに持っている方が2ndを購入する必要まではないと思いますが、これから買う。また、HDやそれよりも古いモデルを使っているという方の場合は、AppleTV4K(2nd)をオススメします。
また、一つ前のモデルも在庫限りですが、在庫を持っている店舗で価格を下げて在庫処分されています。使う用途にあわせて選択肢に入れてみても良いのではないでしょうか。