最近はiPhoneやAppleWatch、iPadの充電にUSB-C電源アダプターを使うようになりましたが、各製品は最大何Wで充電が出来、どの程度のW数の充電アダプターを用意したら効率的なのか?といった疑問を持つことがあります。
ここでは、世界各国で「測ってみました」系の情報を集めてみました。
今後も新しい情報をキャッチしたら更新していくつもりです。
参考にしてください。
高速充電対応のiPhoneは、iPhone8以降になります。
それ以前のモデルは、USB-Cでの高速充電は非対応です。
iPhone端末別 充電方式の違いによる最大充電W
有線充電 | MagSafe充電 | Qi充電 | バッテリー 容量 | |
iPhone15Pro Max | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W | 4,422mAh |
iPhone15Pro | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W | 3,274mAh |
iPhone15 Plus | 最大25W | 最大15W | 最大7.5W | 4,383mAh |
iPhone15 | 最大25W | 最大15W | 最大7.5W | 3,349mAh |
iPhone14Pro Max | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W | 4,323mAh |
iPhone14Pro | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W | 3,200mAh |
iPhone14 Plus | 最大25W | 最大15W | 最大7.5W | 4,325mAh |
iPhone14 | 最大25W | 最大15W | 最大7.5W | 3,279mAh |
iPhone13Pro Max | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W | 4,352mAh |
iPhone13Pro | 最大27W | 最大15W | 最大7.5W | 3,095mAh |
iPhone13 | 最大23W | 最大15W | 最大7.5W | 3,227mAh |
iPhone13 mini | 最大18W | 最大12W | 最大7.5W | 2,406mAh |
iPhone12Pro Max | 最大23W※ | 最大15W | 最大7.5W | 3,687mAh |
iPhone12Pro | 最大23W※ | 最大15W | 最大7.5W | 2,815mAh |
iPhone12 | 最大20W | 最大15W | 最大7.5W | 2,815mAh |
iPhone12 mini | 最大18W | 最大12W | 最大7.5W | 2,227mAh |
iPhone8~11 | 最大18W | 非対応 | 最大7.5W | |
iPhoneSE(3rd) | 非対応 | 最大7.5W | 2,018mAh |
Source:13シリーズ有線充電 ChargerLAB /Youtbe 他
※iPhone12Pro/Pro Maxの数値は、ユーザー測定値からの推測値になります。
Appleでは最大W数を公表していません。あくまでも利用者間での測定情報ですので参考程度でお願いします。
おおむね、12Pro以降のProシリーズと無印は14以降であれば20Wよりも大きめ30W程度のPD対応充電器がおすすめになりますが、それ以外のモデルでは20Wのものを購入しておけば、効率が良いようです。それ以上のW数の充電器でも充電に問題はありませんが、自動制御が働くので20Wや30Wの充電器と充電効率は変わらなくなります。
MacBookなども一緒に持ち運ぶという方は、MacBookにも使えるW数をおすすめします。M1 MacBookAirの利用であれば、30Wの充電器が丁度よいかと思います。
(M2 MacBookAirは67Wでの高速充電に対応しました)
モバイルバッテリーを選択する際には、USB-C出力で20W以上のものを選ぶと良いでしょう。複数回充電をしたい場合は、容量は10,000mAh以上を選ぶと良いでしょう。バッテリーは容量が大きくなればなるほど、重量も増すので人気が高いのは10,000mAhになります。ただし電力ロス率が30~40%程度発生すると言われている為、実質充電回数は、少ないと思ってください。
2024年2月現在では、20Wと30W出力を比較しても、充電速度はさほど大きな差が出ない事が確認されています。
iPad端末別 最大充電W
iPadは最大30Wまでの充電に対応しています。(12.9インチは最大45W)
それ以上のW数のPD充電器(USB-Cで100Wまで)でも利用可能ですが、充電効率は変わりません。
一つのAC充電器でMacBookProからiPad、iPhoneと何でも充電したい場合は、MacBookProにあったW数の充電器を選ぶといいです。
iPhoneもiPadも古いモデルでは急速充電に対応していません。
その場合は、付属でついていた充電器容量を基準に選択してください。規定とは違うW数の充電器を使用した場合、過充電によりバッテリーを著しく劣化させてしまう恐れがあります。
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 mini
- iPhone 13
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 mini
- iPhone 12
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- AirPods Max
- AirPods Pro(第2世代)
- AirPods Pro
- AirPods(第3世代、ワイヤレス充電対応ケース)
- AirPods(第3世代、ライトニング充電ケース)
- AirPods(第2世代、ワイヤレス充電対応ケース)
- AirPods(第2世代、ライトニング充電ケース)
- AirPods(第1世代)
- AirPodsワイヤレス充電ケース
- iPad Pro(12,9インチ)(第6世代)
- iPad Pro(12.9インチ)(第5世代)
- iPad Pro(12.9インチ)(第4世代)
- iPad Pro(12.9インチ)(第3世代)
- iPad Pro(12.9インチ)(第2世代)
- iPad Pro(12.9インチ)(第1世代)
- iPad Pro(11インチ)(第4世代)
- iPad Pro(11インチ)(第3世代)
- iPad Pro(11インチ)(第2世代)
- iPad Pro(11インチ)(第1世代)
- iPad Pro(10.5インチ)
- iPad Air(第5世代)
- iPad Air(第4世代)
- iPad Air(第3世代)
- iPad(第9世代)
- iPad(第8世代)
- iPad(第7世代)
- iPad mini(第6世代)
- iPad mini(第5世代)
- Apple Watch ULTRA 2
- Apple Watch ULTRA
- Apple Watch Series 9
- Apple Watch Series 8
- Apple Watch Series 7
- Apple Watch Series 6
- Apple Watch SE(第2世代)
- Apple Watch SE
- Apple Watch Series 5
- Apple Watch Series 4
- Apple Watch Series 3
- Apple Watch Series 2
- Apple Watch Series 1
- Apple Watch 第1世代
MagSafe充電ケーブル
各デバイスに応じた充電ケーブルが別途必要です。
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急速充電(高速充電)について
急速充電について正しく理解しよう
100%まで高速で充電しているわけではない
よく「30分で50%充電出来ます」とか「45分で80%充電出来ます」と表示されていますが、「30分で50%ということは1時間で100%になるの?」と思う方もいらっしゃいますがそうではありません。
Appleでは、バッテリーの劣化を防ぐため充電がコントロールされています。
80%までは速く充電しますが、そのあとはゆっくりと充電するので100%まで全力疾走のように充電することはありません。
あくまでも、これからすぐに使うんだけど充電忘れていてヤバい!って時に役立つ機能です。
最大充電W相当もしくはそれ以上の充電器で充電すると急速充電されます。
必要なもの
USB-CのPD対応の充電器とUSB-Cの充電ケーブルが必要です。
iPhoneであれば、
20W以上のUSB-C(PD対応)充電器とUSB-C to Lightning充電ケーブルを使っての有線充電で急速充電が出来ます。
現行のiPadProなどであれば、20W以上(理想は30W以上)のUSB-C(PD対応)充電器とUSB-C to USB-C充電ケーブルということになります。
充電ケーブルは2020年秋以降に購入したiPhoneであればUSB-C to Lightningケーブルが付属でついているのでそれで充分ですが、それ以前のモデルの場合は別途購入する必要があります。
2020年秋以降は、iPhoneもAppleWatchもAppleはAC充電器を付けていませんので、別途購入してください。