iPhone iPad の最大充電量は何Wなのか

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最近はiPhoneやAppleWatch、iPadの充電にUSB-C電源アダプターを使うようになりましたが、各製品は最大何Wで充電が出来、どの程度のW数の充電アダプターを用意したら効率的なのか?といった疑問を持つことがあります。

ここでは、世界各国で「測ってみました」系の情報を集めてみました。

今後も新しい情報をキャッチしたら更新していくつもりです。

参考にしてください。

高速充電対応のiPhoneは、iPhone8以降になります。

それ以前のモデルは、USB-Cでの高速充電は非対応です。

iPhone端末別 充電方式の違いによる最大充電W

有線充電MagSafe充電Qi充電バッテリー
容量
iPhone 16 Pro Max最大35W
(実測30Wか)※1
最大25W ※2最大7.5W4,685mAh
iPhone 16 Pro最大35W ※1最大25W ※2最大7.5W3,582mAh
iPhone 16 Plus最大35W ※1最大25W ※2最大7.5W4,674mAh
iPhone 16最大35W ※1最大25W ※2最大7.5W3,561mAh
iPhone 15 Pro Max最大27W最大15W最大7.5W4,422mAh
iPhone 15 Pro最大27W最大15W最大7.5W3,274mAh
iPhone 15 Plus最大25W最大15W最大7.5W4,383mAh
iPhone 15最大25W最大15W最大7.5W3,349mAh
iPhone 14 Pro Max最大27W最大15W最大7.5W4,323mAh
iPhone 14 Pro最大27W最大15W最大7.5W3,200mAh
iPhone 14 Plus最大25W最大15W最大7.5W4,325mAh
iPhone 14最大25W最大15W最大7.5W3,279mAh
iPhone 13 Pro Max最大27W最大15W最大7.5W4,352mAh
iPhone 13 Pro最大27W最大15W最大7.5W3,095mAh
iPhone 13最大23W最大15W最大7.5W3,227mAh
iPhone 13 mini最大18W最大12W最大7.5W2,406mAh
iPhone 12 Pro Max最大23W※最大15W最大7.5W3,687mAh
iPhone 12 Pro最大23W※最大15W最大7.5W2,815mAh
iPhone 12最大20W最大15W最大7.5W2,815mAh
iPhone 12 mini最大18W最大12W最大7.5W2,227mAh
iPhone8~11最大18W非対応最大7.5W
iPhoneSE(3rd)非対応最大7.5W2,018mAh

※1.最大35Wの有線充電器で実測30W程度。

※2.2024年9月に新しく発売されたMagSafe充電器(型番:MHXH3AM/A)と30WのUSB-C充電器との組み合わせでの最大値。それ以外の充電器では最大15W。

Source:13シリーズ有線充電 ChargerLAB /Youtbe 他

・iPhone12Pro/Pro Maxの数値は、ユーザー測定値からの推測値になります。

Appleでは最大W数を公表していません。あくまでも利用者間での測定情報ですので参考程度でお願いします。

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おおむね、12Pro以降のProシリーズと無印は14以降であれば20Wよりも大きめ30W程度のPD対応充電器がおすすめになりますが、それ以外のモデルでは20Wのものを購入しておけば、効率が良いようです。それ以上のW数の充電器でも充電に問題はありませんが、自動制御が働くので20Wや30Wの充電器と充電効率は変わらなくなります。

MacBookなども一緒に持ち運ぶという方は、MacBookにも使えるW数をおすすめします。M1 MacBookAirの利用であれば、30Wの充電器が丁度よいかと思います。

(M2 MacBookAirは67Wでの高速充電に対応しました)

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モバイルバッテリーを選択する際には、USB-C出力で20W以上のものを選ぶと良いでしょう。複数回充電をしたい場合は、容量は10,000mAh以上を選ぶと良いでしょう。バッテリーは容量が大きくなればなるほど、重量も増すので人気が高いのは10,000mAhになります。ただし電力ロス率が30~40%程度発生すると言われている為、実質充電回数は、少ないと思ってください。

2024年2月現在では、20Wと30W出力を比較しても、充電速度はさほど大きな差が出ない事が確認されています。

iPad端末別 最大充電W

iPadは最大30Wまでの充電に対応しています。(12.9インチ以上は最大45W)

それ以上のW数のPD充電器(USB-Cで100Wまで)でも利用可能ですが、充電効率は変わりません。

一つのAC充電器でMacBookProからiPad、iPhoneと何でも充電したい場合は、MacBookProにあったW数の充電器を選ぶといいです。

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iPhoneもiPadも古いモデルでは急速充電に対応していません。

その場合は、付属でついていた充電器容量を基準に選択してください。規定とは違うW数の充電器を使用した場合、過充電によりバッテリーを著しく劣化させてしまう恐れがあります。

  • iPhone 15 Pro Max
  • iPhone 15 Pro
  • iPhone 15 Plus
  • iPhone 15
  • iPhone 14 Pro
  • iPhone 14 Pro Max
  • iPhone 14 Plus
  • iPhone 14
  • iPhone 13 Pro
  • iPhone 13 Pro Max
  • iPhone 13 mini
  • iPhone 13
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 12 mini
  • iPhone 12
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone 11
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • AirPods Max
  • AirPods Pro(第2世代)
  • AirPods Pro
  • AirPods(第3世代、ワイヤレス充電対応ケース)
  • AirPods(第3世代、ライトニング充電ケース)
  • AirPods(第2世代、ワイヤレス充電対応ケース)
  • AirPods(第2世代、ライトニング充電ケース)
  • AirPods(第1世代)
  • AirPodsワイヤレス充電ケース
  • iPad Pro(12,9インチ)(第6世代)
  • iPad Pro(12.9インチ)(第5世代)
  • iPad Pro(12.9インチ)(第4世代)
  • iPad Pro(12.9インチ)(第3世代)
  • iPad Pro(12.9インチ)(第2世代)
  • iPad Pro(12.9インチ)(第1世代)
  • iPad Pro(11インチ)(第4世代)
  • iPad Pro(11インチ)(第3世代)
  • iPad Pro(11インチ)(第2世代)
  • iPad Pro(11インチ)(第1世代)
  • iPad Pro(10.5インチ)
  • iPad Air(第5世代)
  • iPad Air(第4世代)
  • iPad Air(第3世代)
  • iPad(第9世代)
  • iPad(第8世代)
  • iPad(第7世代)
  • iPad mini(第6世代)
  • iPad mini(第5世代)
  • Apple Watch ULTRA 2
  • Apple Watch ULTRA
  • Apple Watch Series 9
  • Apple Watch Series 8
  • Apple Watch Series 7
  • Apple Watch Series 6
  • Apple Watch SE(第2世代)
  • Apple Watch SE
  • Apple Watch Series 5
  • Apple Watch Series 4
  • Apple Watch Series 3
  • Apple Watch Series 2
  • Apple Watch Series 1
  • Apple Watch 第1世代

MagSafe充電ケーブル

各デバイスに応じた充電ケーブルが別途必要です。


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急速充電(高速充電)について

急速充電について正しく理解しよう

100%まで高速で充電しているわけではない

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よく「30分で50%充電出来ます」とか「45分で80%充電出来ます」と表示されていますが、「30分で50%ということは1時間で100%になるの?」と思う方もいらっしゃいますがそうではありません。

Appleでは、バッテリーの劣化を防ぐため充電がコントロールされています。

80%までは速く充電しますが、そのあとはゆっくりと充電するので100%まで全力疾走のように充電することはありません。

あくまでも、これからすぐに使うんだけど充電忘れていてヤバい!って時に役立つ機能です。

最大充電W相当もしくはそれ以上の充電器で充電すると急速充電されます。

必要なもの

USB-CのPD対応の充電器USB-Cの充電ケーブルが必要です。

iPhone 8から14シリーズまでであれば、

20W以上のUSB-C(PD対応)充電器とUSB-C to Lightning充電ケーブルを使っての有線充電で急速充電が出来ます。

iPhone 15シリーズ以降であれば

20W以上のUSB-C(PD対応)充電器とUSB-C to USB-C充電ケーブルを使っての有線充電で急速充電(15以降ではこれが通常充電)が出来ます。それ以上の充電器を使う場合でも30W以上のものを使用してもさほど速度に大差は出ません。

現行のiPadProなどであれば、20W以上(理想は30W以上)のUSB-C(PD対応)充電器とUSB-C to USB-C充電ケーブルということになります。

充電ケーブルは2020年秋以降に購入したiPhoneであればUSB-C to Lightningケーブルが付属でついているのでそれで充分ですが、それ以前のモデルの場合は別途購入する必要があります。

2020年秋以降は、iPhoneもAppleWatchもAppleはAC充電器を付けていませんので、別途購入してください。

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