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今回は、2024年5月15日に発売された新型iPad Pro 13インチ (M4) 1TB WiFiモデルを購入したので、実機レビューをお送りします。
新型 iPad Pro 13インチは何が違うのか?
どんな人におすすめしたいのか?
iPad Pro 13インチ(M4)ファーストインプレッション
とにかく 軽い・薄い・明るい・綺麗・音がいい・熱くならない
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初日の感想が、軽い・薄い・綺麗・音がいい・熱くならない・バッテリーの減りが遅い でした
きっと今回のiPad Pro 特に13インチを手にした人の多くが以上のような感想を持つのではないかと思います。
仕事でiPad Pro12.9インチに触れたことがあるスタッフであれば、すぐに感じる違いだと思います。
それぞれの具体的な感想を以下に述べていきます。
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軽い
発売日初日、予約処理の為に、段ボール箱を持ちあげた瞬間の感想が、
「軽い!」
思わずサイズ違いを疑ってしまうほど軽いと感じました。
普段仕事で、iPad Pro 12.9インチの販売もしていたので、箱を運んだりすることも何度となくありましたが、今回のiPad Pro 13インチは箱を持った瞬間に驚くほど、体感で軽いと感じました。
100gの差は、はっきりとわかる軽量化でした。
1世代前の12.9インチ iPad Pro(第6世代)と 今回発売された 13インチ iPad Pro (M4)のサイズは厚さ以外はほぼほぼ同じくらい。厚さは1.3mmも薄くなっています。
重量は100g程度軽くなっています。
13インチ iPad Pro (M4) | 12.9インチ iPad Pro (6th) | |
高さ | 281.6mm | 280.6mm |
幅 | 215.5mm | 214.9mm |
厚さ | 5.1mm | 6.4mm |
重量(WiFi) | 579g | 682g |
重量(セルラー) | 582g | 684g |
薄い
次に展示機を出した時と自宅で箱から出した時に感じたのが、薄さ。
正直、このサイズタブレットがこの薄さだと怖いとさえ感じてしまう薄さでした。
初日はケースがなかった為、裸で持つのが恐ろしくさえ感じましたが、触っていて強度がないような印象はありませんでした。
売り場ではすぐにMagic Keyboardを設置した為、薄さは感じにくいかと思いましたが、Magic Keyboardと一緒に持った感じも薄くなったと感じました。
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明るい
1000ニトになった標準輝度は一緒に展示してある新型iPad Airの500ニトと比較するまでもなくとても明るいです。パソコンなどのディスプレイには300ニト前後のものも多く、Appleの500ニトのディスプレイと比較した場合にMacは明るく綺麗といった印象でしたが、今回のiPad Proは群をぬく明るさと鮮やかさです。
Windows系のPCや他のOSのタブレットで有機ELを採用していた端末もありましたが、この明るさはありませんでした。Appleが明るさのために有機ELを2枚重ねた・・ということも納得です。
そして、この明るさはXDR輝度でのピーク輝度(HDRコンテンツのみ)では1600ニトになります。
これはiPhone15シリーズのディスプレイと同等という事になります。(ただし、iPhone15などでは屋外で使用時のピーク輝度は2000ニトを実現しています。iPadには屋外で輝度を上げる機能はありません。それでも、標準輝度が600ニトまでだった一つ前のモデルと比べても明るい事には間違いありません。)
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500ニトの輝度を持つAirと比較して、輝度も通常1000
ニトのProは非常に明るく、iPad至上最も明るい輝度を持つため、屋外での撮影や作業などでの使用も期待出来るものとなりました。
綺麗
より自然な色に
Ultra Retina XDRディスプレイ(タンデムOLED)の美しさを比較してみた。
売り場で、SSDに保存していた iPhone 15 Pro Maxで撮影した動画をiPad Air (M2)とiPad Pro (M4)で再生してみて比較してみました。
まず最初にAirで再生。それはそれで綺麗な画質でしたが、曇り気味の天気で撮影した動画でしたがより曇っていたような暗い印象でしたが、Proで再生するとコントラストの差がより明白になり撮影に写っていた菜の花の姿がより鮮やかで美しく、誰がみても色合いの違いは明白でした。
より自然な色で見えるといった印象でした。
また、Youtubeなどで流されている4K8Kの動画を再生してみると、こちらも非常に鮮やかで美しくいくらでもその美しい映像を見ていたいと思わせるものでした。
自宅でも4KのPC用のディスプレイと比較してみましたが、色がより自然で美しいと感じました。写真や動画で色を見たい人におすすめしたいです。
ただし、意外と動画配信やゲームなどでは、まだまだ画質が粗いものが多く、その画面の綺麗さを活かしきれないものが大半です。
自身が撮影した動画も、フレームレートが低かったり、明るさなどが足りなかったりするとその粗さがよくわかりました。
撮影技術も勉強していかないといけないなと思わせてくれました。
音がいい
1世代前の12.9インチiPad Proは、勤務先の店舗では売り場展示もなかったので比較できないのですが、スピーカーの数やサイズ違いによる響きの違いで、今回の新型モデルの中で一番音響のいいタブレットになっています。
音量も大きいですが、より細部の音まで聞こえてくるといった印象でした。(売り場のデモ機での比較)
GarageBandを利用して、久々に楽曲制作もしてみようかなと思える音でした。(実際初日に1時間程度GarageBandで遊んでしまいました)
熱くならない
高負荷のかかるゲームなど熱くなるアプリもありますが、処理能力の向上や電力消費量の少なさから、旧モデルと比較して同等の作業をしている場合に熱くなりませんでした。
わざと原神などの高負荷をかけるゲームなどを入れて、高画質でフレームレートを120などに上げると流石に暖かくなっていましたが、違いを実感しました。また、高負荷がかかるゲームを終了させるとすぐに温度は下がっていきました。
古い時代のiPadの場合、Apple Pencilでイラストなどを描いていた際、ディスプレイの熱が不快に感じることがありました。
そういった部分も、アプリ負荷が以前よりも少ない為、私個人的には気になりにくくなりました。