AppleのiCloudのお話をしていると、どうしても他社サービスとの比較ということで、話題に出てくる他社のオンラインストレージ型クラウドサービス。
どんなサービスがあるか、メモとして一覧であげてみました。個人向けの内容として紹介しています。
オンラインストレージ型クラウドサービス
「オンラインストレージ型クラウドサービス」で有名なところをいくつかご紹介します。
サービス名 | 運営会社 | 無料 | 有料 | ||
Dropbox | Dropbox.inc | 2GB | 2TB 1,200円/月〜 | オンラインストレージサービスの老舗。フォルダ管理でデータのアップデートなどの利用方法が簡便。 | |
OneDrive | Microsoft | 5GB | 100GB 224円/月〜 | Microsoftのサービス。Microsoft365利用者には1TBまでの利用が無料。ファイルデータの検閲がMicrosoftによって行われており※1、違法ファイルのアップデートはアカウントが凍結される。 | |
Google ドライブ | 15GB | 100GB 250円/月〜 | Googleのサービス。GmailやGoogleドライブ、Googleフォトで合算された利用枠。Googleフォトで高画質な写真データが無制限保存できるということで利用者が多かったが、2021年6月1日から無制限が撤廃された為、利用者の動向が注目された。2年以上利用がなかった場合、削除される。 | ||
Amazon Cloud Drive | Amazon | 5GB | Amazonのサービス。最初に導入した8台までの端末でアクセスできる。JPEG、RAWなどの画像データはAmazonPrime会員なら無制限で保存可能。 | ||
MEGA | MEGAプライバシーカンパニー | 50GB | 400GB 687円/月〜 | 無料で50GBまでのストレージが利用可能だが、3ヶ月間利用がないとアカウントもデータも消去されるので注意が必要。一時的な使用に向いている。16TBまでのストレージプランがある。 | |
box | box | 10GB | 100GB 525円/月〜 | 無料ストレージは10GB。もともと法人向けクラウドストレージサービスを展開していたため、セキュリティの高さに定評がある。プラットフォームが使いやすい。PC向けのアプリは日本語対応していない。ビジネス向けにストレージ容量無制限もある。 |
※1.OneDrive for Businessは除く
お店の中で話題にのぼることが多いのは、やはりGoogleフォト。2021年6月1日で現在の高画質の写真データが無制限で保存できるサービスが終了し、Googleフォト難民が出ているようです。
Appleユーザーが写真を保存するなら
手間いらずで面倒な作業が一切いらないのは、iCloud利用です。元データがそのまま残せるので、高画質で残せるし、Apple製品なら写真アプリでいつでも見れるのが魅力的で、機種変更等しても引き継いでいけるので便利。
無くしたら困る子どもの成長記録など大切なデータはiCloudでの保存が一番安心。
一時保存など、万が一なくなったとしてもさほど問題でないデータ、画質が劣化しても問題ないなどの場合はパソコンへの保存や外部ストレージ、オンラインストレージ型クラウドへの保存でもいいかと思います。
他のサービスも考えようによっては、候補に上がってくると思うので、容量等の価格も載せて比較してみます。
写真などの保存先としての比較
サービス名 | 無料 | 有料① | 有料② | 有料③ | |
iCloud | 5GB | 50GB 130円/月 | 200GB 400円/月 | 2TB 1,300円/月 | |
Dropbox | 2GB | 2TB 1,200円/月 | |||
OneDrive | 5GB | 100GB 224円/月 | |||
Google ドライブ | 15GB | 100GB 250円/月 | 200GB 380円/月 | 2TB 1,300円/月 | |
Amazon Cloud Drive※1 | 5GB |
※1 Amazonプライム会員の場合、JPEGとRAWの画像データは容量無制限。ビデオなど動画は5GBまでしか保存できない。
大容量の動画や画像を保存するとなると、毎月のストレージ費用がかさむ為、一時保管程度で永年保存などの必要がないものは外部ストレージに保存しておくというのもありかと思います。
写真や動画のデータはかさむもの。取っておきたい大切なものこそクラウドサービスに保存というのが安心かも。HDDもパソコンも突然壊れる可能性は0ではないので。
他社クラウドサービスの場合だと、OneDriveは閲覧されていたり、Googleも規約変更によって2年間使っていないサービスのデータは削除されたり・・といった事があるので、オンラインストレージを使ったデータ保管としては一時保管や一時的な共有などのためにつかうのか?それともバックアップとして安全な保管場所として使いたいのか?といった事でも慎重に選びましょう。
iCloudだと、サムネイルからデータを消せば、iCloud上の元データも消えるので、意識する事なく写真や動画の整理ができます。その点も便利かなと思います。
大切な写真などの管理は、時々見直してくださいね。