iOS16について。新機能など。(WWDC22)

iOS

2022年6月のWWDCで発表されたiOS16について。

こちらの記事はWWDC2022での発表内容等を元に再構成しております。

iOS16 製品概要

iOS16では、ロック画面に過去最大のアップデートが行われ、これまで以上に自分らしく、美しく、便利に使えるようになります。

iCloude共有写真ライブラリは、家族と写真をシームレスに共有する最も簡単な方法を提供します。

メッセージとメールのアップデートで、簡単に連絡を取り合うことができます。また、送信直後の取り消しや変更が可能になりました。

また、「テキスト認識表示」「画像を調べる」が進化した知能によってアップデートされ、日々のタスクがさらに簡単になります。

iOS15以降に追加されていた「テキスト認識表示」に日本語が加わっています

iOS16対応機種

iPhone 8 以降
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iOS15まで対応していたiPhone6SとiPhone7、

初代SEがアップグレード対象からはずれました。

新機能の多くが、A12 Bionic以降を搭載したiPhoneで可能となっています。(音声認識やテキスト認識表示、Siriの機能など)

iOS16の新機能の大半を利用するには、iPhoneXSやXR以降のモデルが必要なようですね。

新機能について紹介

ロック画面

ロック画面に過去最大のアップデートが行われます。

これまで以上に自分らしく、美しく、便利に使えるようになります。

ロック画面のカスタマイズ

ロック画面で写真を際立たせるために、新しい方法で外見をカスタマイズしたり、1日を通して表示する方法を指定できるようになりました。

また、パーソナライズしたロック画面をギャラリーから選択することもできます。

表現力豊かなフォントと色の組み合わせを選択し、日付と時間の表示をカスタマイズできます。

ウィジェットを組み合わせて表示することで、天気、時間、日付、バッテリー残量、カレンダーのイベントなどのデータを一目で素早くチェックできます。

また、ライブアクティビティでは、ゲームなどのイベントや配達状況をロック画面上で把握できます。

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ライブアクティビティでの把握は、今年後半にアップデート提供の予定です。

集中モード

集中モードをロック画面とホーム画面に関連づけて自分好みにしたり、集中モードフィルタを使ってアプリ内で気が散るコンテンツを隠し、よりはっきりと一線をひけるようになります。

また、集中モードの設定の効率化をおこなったことにより、これまで以上に使い始めやすくなりました。

メッセージ

メッセージの機能も進化します。メッセージの編集のし直しや、送信取り消し。

また、共有機能が大幅にアップします。

送信取り消しや編集

送信後最大15分間メッセージを編集する、誤って送信してしまったメッセージの送信を取り消す、後で対応するためにメッセージを未読にする、といったことができます。

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ユーザーは、送信してから最大15分間、メッセージの編集または取り消しができるようになります。

共有機能のアップ

「あなたと共有」の機能が向上し、他社製アプリでも利用できるようになります。

メッセージを使って、共同作業アプリ内の共有プロジェクトを開始したり、管理したりすることができます。

さらに、メッセージでSharePlayを使えるようになるので、家族や友達と同時にコンテンツを楽しめます。

音声入力

全く新しい音声入力体験では、音声入力中もキーボードが開いたままなので、音声とタッチによるテキスト入力を素早く切り替えることができます。

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A12 Bionic以降を搭載したiPhone(XS、XR以降)で利用できます。

音声モデルのダウンロードが必要です。

日本語(日本)、アラビア語(サウジアラビア)、広東語(中国本土、香港)、英語(オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、英国、米国)、フランス語(フランス)、ドイツ語(ドイツ)、イタリア語(イタリア)、韓国語(韓国)、北京語(中国本土、台湾)、ロシア語(ロシア)、スペイン語(メキシコ、スペイン、米国)、トルコ語(トルコ)で利用できます。

さらに、音声入力でテキストに句読点が自動的に追加されるようになったので、音声による入力がより自然になります。

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日本語(日本)、広東語(香港)、英語(オーストラリア、カナダ、インド、英国、米国)、フランス語(フランス)、ドイツ語(ドイツ)、北京語(中国本土、台湾)、スペイン語(メキシコ、スペイン、米国)で利用できます。

また、ただ文字を入力するだけでなく、絵文字の追加など、音声でさらに多くのことができるようになります。

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A12 Bionic以降を搭載したiPhoneで利用できます。音声モデルのダウンロードが必要です。日本語(日本)、広東語(香港)、英語(オーストラリア、カナダ、インド、英国、米国)、フランス語(フランス)、ドイツ語(ドイツ)、北京語(中国本土、台湾)、スペイン語(メキシコ、スペイン、米国)で利用できます。

Siri

手動による設定が不要になる自動ショートカットが備わり、Siriでアプリの操作がこれまでになく向上しました。

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A12 Bionic以降を搭載したiPhone(XS、XR以降)で利用できます。

Siriでアプリ操作が

テキスト認識表示

テキスト認識表示がビデオに対応しました、

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「テキスト認識表示」は、A12 Bionic以降を搭載したiPhone(XS、XR以降)で利用できます。

日本語、英語、中国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ウクライナ語で利用できます。

テキストが表示されているフレームを一時停止し、そこからテキストを取得することができます。

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iOS15で追加された「テキスト認識表示」。日本語に対応していませんでしたが、iOS16で日本語に対応しました。

画像の透過切り抜き

画像の被写体を背景から取り出し、メッセージやメモなどのアプリにコピー&ペーストすることもできます。

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この機能を利用するには、音声モデルのダウンロードが必要です。

ツイッター
ツイッター

この画像の切り抜き、すごく簡単で面白い。

スタンプとかも簡単に作れちゃう。

ウォレット

身分証明書

ウォレットに保存された運転免許証と州発行の身分証明書を、本人確認が必要なアプリで使う事ができます。

iPhone8以降とAppleWatch Series4以降で利用可能で、ウォレットに割り当てられた運転免許証や州発行の身分証明書がある必要があります。

鍵の共有

信頼する人に鍵を安全に共有する事が、これまで以上に簡単になりました。

ウォレット内の各鍵を共有できるかどうかは、それぞれの鍵の発行者で決まります。

つまり、鍵の共有ができるのは、鍵の発行者が共有を有効にした場合のみです。(発行者側の開発が必要になります)。

これは、ユーザーにとっては、プログラムに参加しているカーブランドとアクセス対象施設(ホテル、複数の家族がいる家など)でのみ共有が可能だということを意味します。

Apple Pay 後払い

「Apple Payで後払い」では、Apple Payのセキュリティとプライバシー機能は全てそのままで、購入代金を6週間にわたって分割で支払う事ができます。

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米国の資格のある申請者が利用できます。

また、「Apple Payで注文の追跡」により、レシートの確認と購入の追跡ができます。

同僚A
同僚A

ウォレットの新機能は、日本ではまだ使う機会が少なそうですね。iOS15で追加された身分証明書の機能など日本でも使えるようになると便利そうですよね。

マップ

複数の経由地を追加した経路の作成ができるようになりました。(事前に15ヶ所まで経由地を設定可能に)

過去の経路は「履歴」に保存されるため簡単に呼び出せます。Macのマップで経由地などの経路を設定したあと、iPhoneに送信できます。

運転中に、Siriを使って新しい経由地を追加することができます。

Siriで経由地を追加

また、移動のための運賃の確認や、交通系ICカードの残高へ簡単にチャージする事ができます。

海外の国や都市で進化するマップ

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日本はまだ対応していませんが、海外でマップは進化しています。

iOS15では10の国と地域で再設計されたマップを提供。

オーストラリア、カナダ、ドイツ、アイルランド、イタリア、ポルトガル、シンガポール、スペイン、英国、米国

2022年後半には、新たに11の国と地域で新しいマップが提供されます。

ベルギー、フランス、イスラエル、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、モナコ、オランダ、ニュージーランド、パレスチナ、サウジアラビア、スイス

新しいマップには、自転車の経路案内やLook Aroundをはじめ新しい機能が追加。

新しい都市体験によって、マップはさらに進化します。

土地被覆情報や道路や標高はかつてないほど詳細に。

運転および交通機関のナビゲーションも向上。

ラスベガスの美しいマップも追加されます。

マイアミやシカゴ、シドニーなど6都市を年末までに新たに加えます。

立体的で美しいマップ対象都市(2022年末までに追加する都市含む)

アトランタ、シカゴ、ラスベガス、ロンドン、ロスアンジェルス、メルボルン、マイアミ、モントリオール、ニューヨーク、フィラデルフィア、サンディエゴ、サンフランシスコ、シアトル、シドニー、トロント、バングーバー、ワシントンDC

ファミリー共有

ファミリー共有がさらに進化します。

ファミリー共有では最大5名の家族と購入したお気に入りのものやサブスクリプションを共有できます。

最大5名の家族とシェアできるファミリー共有
AppleMusicやiCloud+などのサブスクリプションが共有可能

子どものアカウント管理をより簡単に

子どもがいる世帯に向けてアップデート

子どものアカウントの設定と管理がさらに簡単になりました。

アプリケーションや映画やブックや音楽に対し年齢に応じた制限を設けるための新しく簡単な方法が追加されます。
素早く設定できる他の重要なペアレンタルコントロールも追加されます。

子どものアカウントを作成したら、数回タップするだけで子どものためのデバイスを設定できます。

iPadのような新しいデバイスを子ども用にセットアップすることも簡単に。
子どもが使うデバイスの電源を入れ、(親の)iPhoneを近づけて、クイックスタートでのセットアップを選択するだけ
ほんの数回のタップで選択した全てのペアレンタルコントロールが
すでに設定された状態で子ども用にセットアップされます
子どもから使用時間を増やすよう頼まれたら設定を開かなくても承認や拒否もメッセージ内ですぐに対応可能に

ファミリーチェックリスト

子どもの成長に合わせて設定を更新することや位置情報の共有をオンにすること

子どもの成長に合わせて設定を更新することや位置情報の共有をオンにすること
iCloud+のサブスクリプションを全員と共有できることのリマインドなど便利なヒントを教えてくれます

また、Appleで購入したお気に入りのアイテムやサブスクリプションを簡単に共有し、家族全員がそれぞれに合わせてアクセス権を設定したお気にいりのコンテンツを利用できます。

今年のファミリー共有の関するアップデートの一部

iCloude共有写真ライブラリ

家族との写真共有がより簡単に

自分以外の家族最大5人とシームレスに写真とビデオを共有することで、全員でより完全な形で思い出を追体験することができます。

みんなが共有したり共同作業したり楽しめたりする個別のiCloudライブラリ
自分以外の最大5名と共有できる一つの共有ライブラリに参加できます
ライブラリの中から欲しい写真だけを簡単に共有できるようになります
ライブラリにすでにあるものすべてを共有するのも
開始日や写真に写った人々に基づいてどれを含めるか選択するのも可能
共有ライブラリを設定すると新しい写真を撮った後に手動で移動できます
カメラに共有用のスイッチが追加されます
撮影したら直接共有ライブラリに写真を送れるように
プライベートな写真は簡単に共有オフができます
近くにいる他の共有ライブラリのメンバーと写真を撮るときは
自動で共有スイッチが使えるように選択することも可能に
共有ライブラリにある写真の追加や編集や削除は全員に平等の権限があります
グループ内の1人が写真を編集すると共有された全員が楽しむことができます
削除やキャプションやキーワードも同期されます
共有ライブラリのコンテンツは全員のメモリーやおすすめの写真や
写真ウィジェットに表示されます
ですから家族の冒険の全ての写真を振り返れます

iCloude共有写真ライブラリは、家族それぞれが写真とビデオをアップロードすることができます。

共有ライブラリのコンテンツは、全員の「メモリー」「おすすめの写真」「写真」ウィジェットに表示されます。

プライバシー

ユーザー個人の安全を守る機能が追加されます

セーフティチェック

セーフティチェックでは、他の人からのアクセスを素早く遮断できます。

例えば虐待的な関係から逃げている場合に位置情報の共有を停止できます。

多くの人々がパスワードやデバイスへのアクセスをパートナーと共有しています
しかし、これが虐待的な関係のおいて個人の安全を脅かしたり、
被害者が助けを求めるのを困難にする場合があります。

家庭内や親密なパートナーによる暴力の被害者を支援する団体と協力
それらの団体との話し合いの結果が「セーフティチェック」
設定の中の新しい項目で他の人に許可した
アクセスを素早く確認しリセットできます
これにより虐待的状況にある人が
虐待者からのデータや位置情報へのアクセスを
素早く停止させつながりを断ち切り
安全の確認を可能にします
セーフティチェックは「探す」を使った他の人との位置情報の共有を停止し
全てのアプリケーションでプライバシー環境設定の許可をリセットします
また他の全てのデバイスのiCloudでサインアプトできるようにすることで
メッセージへのアクセスを保護します
そして手元にあるデバイスへのメッセージや
FaceTimeも制限します
セーフティチェックはアクセスを許可した人の管理にも役立ちます
さらに特定のアプリケーションにどのような制限を与えたか監査できます

わたしたちの取り組みにとても前向きなフィードバックがいくつか届いています。

これはNational Center for Victims of Crimeからです。

危機的状況では多くのサバイバーにとって、
誰が自分の情報や位置情報を持っているかを知ることが重要だ
セーフティチェックはサバイバーに主導権を取り戻させる

iOSが皆さんの安全確保に役立つ方法を広げます。

ホーム

ホームアプリが全く新しいデザインに再設計されてスマートホームアクセサリの表示と管理が簡単になり、情報を一目で確認できるようになりました。

iOS 16は、新たなスマートホームの接続規格である「Matter」に対応したので、スマートホームをさらに多くの人に体験していただけるようになります。

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今年後半にアップデート提供の予定です。

メール

新しいメールボックス機能を使って、Eメールの送信を予約したり、送ったばかりのEメールの送信を取り消したりできます。

また、共有コンテンツのプレビュを表示する情報量の多いリンクを追加して、美しいEメールを作成することもできます。また、さらに賢く速くなった検索機能より、タイプミスがあっても関連性の高い検索結果が提示され、同義語の検索もできます。

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メールの検索機能は、英語のスペル修正および同義語に対応します。

Safariとパスキー

共有タブグループを使ってウェブサイトを共有しながら友達と共同作業ができます。また、フィッシングや漏えいの被害を受けない次世代の認証情報であり、パスワードに変わることを目指すパスキーを使用します。

ヘルスケア

「服薬」で、服用した薬を管理、追跡、把握できます。

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服薬機能は、医療の専門家による判断の代わりとして使用しないでください。服薬している薬のラベルには詳しい情報が記載されていますが、健康に関する判断を行う前に医療機関にご相談ください。

また大切な人のヘルスケアアプリに保存されている健康にまつわる情報の確認ができるように、共有を促す事ができます。

フィットネス

Apple Watchを持っていなくても、iPhoneのフィットネスアプリを使って、フィットネスの目標を確認したり、達成するサポートを受ける事ができます。個人のムーブゴールの設定、傾向のチェック、アクティビティの共有などが行えます。

アクセシビリティ

拡大鏡でドアの検知やサイネージの検知、

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LiDARスキャナー搭載デバイスで利用可能。

iPhone12Pro、iPhone13Pro、12.9インチiPad Pro(第4世代、第5世代)、11インチiPad Pro(第2世代、第3世代)で利用できます。

FaceTimeビデオ通話などのiPhone上の通話やコンテンツに対するライブキャプション、

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iPhoe11以降、A12 Bionic以降を搭載したiPad、Appleシリコンを搭載したMacコンピュータで英語(米国、カナダ)で利用できます。

iPhoneでスイッチコントロールなどの支援機能を使ってApple Watchを操作するオプション、VoiceOverと読み上げコンテンツに追加された20以上の言語、音声コントロールのスペリングモードなどのアクセシビリティ機能を利用できます※16

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英語(米国)で利用できます。

iOS16 アップデート履歴

iOS16.5 [2023.5.19リリース(日本時間)]

このアップデートには、以下の機能強化とバグ修正が含まれます:

  • LGBTQ+のコミュニティと文化をたたえる、新しいプライドセレブレーションの壁紙をロック画面に追加
  • Spotlightが反応しなくなることがある問題を修正
  • CarPlayの“ポッドキャスト”でコンテンツが読み込まれないことがある問題に対応
  • スクリーンタイムの設定がリセットされる、またはすべてのデバイスに同期されないことがある問題を修正

一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

Apple のセキュリティリリース
Apple ソフトウェアのセキュリティアップデートと緊急セキュリティ対応をまとめて紹介します。

iOS16.4.1(a) [2023.5.2リリース(日本時間)]

緊急セキュリティ対応

iOS、iPadOS、macOS の緊急セキュリティ対応について

緊急セキュリティ対応は、ソフトウェアアップデートの合間に、セキュリティに関わる重要な改善点を配信するものです。

緊急セキュリティ対応は、iPhone、iPad、Mac を対象とした新しい種類のソフトウェアリリースです。ソフトウェアアップデートの合間に、セキュリティに関わる重要な改善点を配信します (たとえば、Safari Web ブラウザ、WebKit フレームワークスタック、その他の重要なシステムライブラリに対する機能強化など)。一部のセキュリティ上の問題 (脆弱性を悪用されかねない状況や、被害が報告されている問題など) に迅速に対処する緩和策として用いられる場合もあります。

新しい緊急セキュリティ対応は、最新バージョンの iOS、iPadOS、macOS (iOS 16.4.1、iPadOS 16.4.1、macOS 13.3.1 以降) のみが配信対象です。

デフォルトでは、緊急セキュリティ対応が自動的に適用され、必要な場合には、デバイスの再起動を促すようになっています。デバイスの設定を確認するには、以下の手順を実行してください。

  • iPhone または iPad:「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「自動アップデート」の順に選択し、「セキュリティ対応とシステムファイル」がオンになっていることを確認します。
  • Mac:Apple メニュー  >「システム設定」の順に選択します。サイドバーで「一般」をクリックし、右側で「ソフトウェアアップデート」をクリックします。自動アップデートの横にある詳細表示ボタン  をクリックし、「セキュリティ対応とシステムファイルをインストール」がオンになっていることを確認します。

緊急セキュリティ対応が適用されると、ソフトウェアのバージョン番号の後に文字が表示されます (例:macOS 13.3.1 (a))。

この設定をオフにした場合や、緊急セキュリティ対応が公開された時点で適用しなかった場合、該当する修正や緩和策は、後日のソフトウェアアップデートに盛り込まれてデバイスに配信されます。

iOS16.4.1 [2023.4.8リリース(日本時間)]

このアップデートには以下のiPhone用の重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ

ます:

  • 押している手の絵文字でスキントーンの選択肢が表示されない問題
  • Siriが応答しないことがある問題

一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できません。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

Apple のセキュリティリリース
Apple ソフトウェアのセキュリティアップデートと緊急セキュリティ対応をまとめて紹介します。
iOS16.4 [2023.3.28リリース(日本時間)]

このアップデートには、以下の機能強化とバグ修正が含まれます
・絵文字キーボードで、動物、手のジェスチャー、物などの21個の新しい絵文字を使用可能
・ホーム画面に追加したWeb Appの通知
・セルラー通話で“声を分離”を使用して、自分の声を優先し、周囲のノイズを遮断することが可能
・“写真”の“重複項目”アルバムで、iCloud共有写真ライブラリ内の重複する写真やビデオの検出にも対応
・VoiceOverが天気Appの地図に対応
・ 光の点滅やストロボ効果がビデオで検知された場合に、表示を自動的に暗くするアクセシビリティ設定を追加
・お子様用の”コミュニケーションの安全性”で、お子様がヌードを含む写真を送受信したときに警告する機能を親/保護者が設定可能
・お子様からの承認と購入のリクエストが親/保護者のデバイスに表示されないことがある問題を修正
・Matterと互換性のあるサーモスタットをApple Homeとペアリングしたときに、サーモスタットが反応しなくなる可能性がある問題に対応
・iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化


一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

iOS16.3.1[2023.2.14リリース(日本時間)]

このアップデートには以下の重要なバグ修正とiPhone用のセキュリティアップデートが含まれます

  • iCloudがAppで使用されていると、iCloud設定が応答しない、または間違って表示される場合がある問題
  • Siriからの“探ず”リクエストが機能しない場合がある問題
  • iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください。

Apple のセキュリティリリース
Apple ソフトウェアのセキュリティアップデートと緊急セキュリティ対応をまとめて紹介します。
iOS 16.3 [2023.1.24リリース(日本時間)]

このアップデートには、以下の機能強化とバグ修正が含まれます:

  • 黒人歴史月間を記念して黒人の歴史と文化をたたえる新しいユニティの壁紙
  • iCloud用の高度なデータ保護により、エンドツーエンドの暗号化で保護されるiCloudデータのカテゴリが、iCloudバックアップ、メモ、写真を含む合計23種類に拡大し、クラウドでデータ漏洩が起きた場合でも情報を保護することが可能
  • Apple ID用のセキュリティキーを使用すると、新しいデバイスでの2ファクタ認証によるサインイン時に物理的なセキュリティキーがないとサインインできなくなり、アカウントのセキュリティを強化することが可能
  • HomePod(第2世代)に対応
  • 緊急SOSで意図しない緊急通報を防ぐために、サイドボタンと、上下どちらかの音量ボタンを長押ししてから放す操作が必要
  • フリーボードで、Apple Pencilまたは指を使って描画した筆線が共有ボードに表示されないことがある問題を修正
  • ロック画面の壁紙が真っ黒になることがある問題に対処
  • iPhone 14 Pro Maxのスリープ解除中に横線が一時的に表示されることがある問題を修正
  • “ホーム”のロック画面ウィジェットにホームAppの状況が正確に表示されない問題を修正
  • Siriがミュージックのリクエストに正しく応答しないことがある問題に対処
  • CarPlayのSiriへのリクエストが正しく認識されないことがある問題を解決

一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

Apple のセキュリティリリース
Apple ソフトウェアのセキュリティアップデートと緊急セキュリティ対応をまとめて紹介します。
iOS 16.2 [2022.12.14リリース(日本時間)]

フリーボード

  • Mac、iPad、iPhoneで友達や同僚とクリエイティブに作業するための新しい“フリーボード” App
  • 自由自在なキャンバスに、ファイル、画像、付せんなどを追加可能
  • 描画ツールでキャンバス上のどこにでも指でスケッチ可能

Apple Music Sing

  • Apple Music内の何百万もの曲から選んだお気に入りの曲に合わせて歌う新しい方法
  • ボーカルの音量を自在に調整して、原曲のアーティストとデュエットしたり、ソロで歌ったり、それらを組み合わせたりすることが可能
  • 新しく強化された音節に合わせて表示される歌詞で、より簡単にミュージックの進行を追うことが可能

ロック画面

  • iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxで“常に画面オン”が有効になっている場合に壁紙や通知を非表示にできる新しい設定
  • 睡眠ウィジェットで最新の睡眠データを確認可能
  • 服薬ウィジェットでリマインダーを表示してスケジュールに素早くアクセスすることが可能

Game Center

  • Game CenterのマルチプレイヤーゲームがSharePlayに対応し、FaceTimeで通話中の人とプレイ可能
  • アクティビティウィジェットで、ホーム画面から直接、友達がプレイしているゲームやその達成状況を見ることが可能

ホーム

  • スマートホーム用アクセサリとAppleデバイス間での通信の信頼性および効率の向上

このアップデートには、以下の機能改善とバグ修正も含まれます:

  • “メッセージ”の検索の改善により、犬、車、人物、テキストなどの写真の内容に基づいて写真を検索可能
  • “IPアドレスを公開”設定で再度読み込むとSafariでiCloudプライベートリレーのユーザが特定のサイトでサービスを一時的に無効可能
  • “メモ”の参加者カーソルにより、ほかの人が共有メモをアップデートしている箇所をライブインジケータで表示可能
  • AirDropの設定が10分経過すると自動的に“連絡先のみ”に戻るようになり、望まない相手からのコンテンツの受信リクエストを防止
  • iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
  • アップデート後に一部のメモがiCloudと同期できなくなる問題を修正
  • 日本語キーボードでの入力中にVoiceOverで変更を認識できないことがある問題を修正
iOS 16.1.2 2022.12.1リリース(日本時間)

このアップデートにはiPhone用の重要なセキュリティアップデートと以下の機能向上が含まれます:

  • ワイヤレス通信事業者との互換性の改善
  • iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化

iOS 16.1.1 2022.11.10リリース(日本時間)

このアップデートにはバグ修正およびセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます。

iOS 16.1 2022.10.25リリース(日本時間)

iCloud共有写真ライブラリ

  • 個々のライブラリで写真とビデオを最大5人とシームレスに共有可能
  • ライブラリの設定時または参加時に、開始日や写真に写っている人をもとにして共有ライブラリに追加する写真を簡単に選択可能
  • ライブラリのフィルタ機能により、共有ライブラリ、個人用ライブラリ、または両方のライブラリの表示を素早く切り替えることが可能
  • 編集や許可の共有により、参加者全員が写真の追加、編集、お気に入りへの追加、キャプションの追加、削除の操作が可能
  • “カメラ”で共有設定を切り替えることで、撮影した写真をそのまま共有ライブラリに追加するか、Bluetoothでほかの参加者が近くにいることが検出されたときに自動で共有する設定を有効にするかを選択可能

ライブアクティビティ

  • 他社製AppのライブアクティビティをiPhone 14 ProモデルのDynamic Islandやロック画面に表示可能

ウォレット

  • メッセージやWhatsAppなどのメッセージ用Appを使って車やホテルの部屋などのキーをウォレットで安全に共有可能

ホーム

  • 新しいスマートホーム接続規格、Matterに対応し、さまざまなホームアクセサリをエコシステム間で連携させることが可能

ブック

  • 読書を始めるとリーダーコントロールが自動的に非表示に

このアップデートにはiPhone用のバグ修正も含まれます:

  • 削除済みのチャットが“メッセージ”のチャットリストに表示されることがある問題
  • 簡易アクセスの使用時にDynamic Islandのコンテンツが表示されない問題
  • VPN Appの使用中にCarPlayを接続できないことがある問題
  • VoiceOverを使って日本語キーボードで入力しているときに音声フィードバックが途切れることがある問題

一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

Apple のセキュリティリリース
Apple ソフトウェアのセキュリティアップデートと緊急セキュリティ対応をまとめて紹介します。
iOS 16.0.3 2022.10.11リリース(日本時間)

このアップデートには以下のバグ修正とiPhone用の重要なセキュリティアップデートが含まれます:

  • iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxで着信やAppの通知が遅延、または届かないことがある問題
  • iPhone 14モデルでCarPlayでの通話中にマイクの音量が下がることがある問題
  • iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxでカメラの起動やモード間の切り替えに時間がかかることがある問題
  • 不正なメールの受信後、“メール”が起動時にクラッシュする問題

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: 

Apple のセキュリティリリース
Apple ソフトウェアのセキュリティアップデートと緊急セキュリティ対応をまとめて紹介します。
iOS 16.0.2 2022.9.23リリース(日本時間)

このアップデートには以下のバグ修正とiPhone用の重要なセキュリティアップデートが含まれます:

  • iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxで一部の他社製Appを使用して撮影するとカメラが振動して写真がぼやけることがある問題
  • デバイスの設定中に画面全体が黒くなることがある問題
  • App間でコピー&ペーストすると、許可を求めるプロンプトが想定より多く表示されることがある問題
  • 再起動後にVoiceOverが使用できないことがある問題
  • 一部の修理済みのiPhone X、iPhone XR、およびiPhone 11の画面でタッチ入力が反応しなかった問題に対処
iOS16.0 2022.9.13リリース(日本時間)

ロック画面

  • ロック画面のデザインを一新。お気に入りの写真を表示したり、フォントスタイルを変えたり、よく使うウィジェットを表示したりして自由に画面をパーソナライズすることが可能
  • ロック画面を複数作成し簡単に画面を切り替えることが可能
  • ロック画面のギャラリーでは、あなたに合った画面デザインの候補が提供され、またAppleによって厳選されたデザインのコレクションから選択することも可能
  • ロック画面の日付と時刻のフォントとカラーをカスタマイズするオプション
  • ロック画面上のウィジェットで、天気、バッテリー残量、カレンダーの予定などが一目でチェック可能
  • 新しいエフェクトにより、被写体を時刻表示よりも前にくるように配置(iPhone XS以降)
  • 写真にスタイルを適用すると、ロック画面上の写真を引き立てるカラーフィルタ、色合い、フォントスタイルに自動で変更
  • 通知はロック画面の下部に表示され、展開されたリスト表示、スタック表示、または件数表示から選択可能

集中モード

  • ロック画面と集中モードをリンクできるようになり、ロック画面を切り替えるだけでリンクされた集中モードを有効にすることが可能
  • 集中モードフィルタにより、カレンダー、メール、メッセージ、Safari、他社製のAppなどで気が散るようなコンテンツを表示しないようにすることが可能
  • 設定中の集中モードに関連するAppやウィジェットを含む、あなたに合ったロック画面とホーム画面が提案され、集中モードをより素早く簡単に設定可能

メッセージ

  • 送信後15分以内はメッセージの編集が可能で、受信者は編集の記録を見ることが可能
  • メッセージの送信後2分間は送信を取り消すことが可能
  • メッセージを未開封にする機能により、チャットをあとで見つけやすくすることが可能
  • “メッセージ”でSharePlayを使用して、友達とメッセージをやり取りしながら映画、ミュージック、ゲームなどを一緒に楽しむことが可能
  • 共同制作機能では、“メッセージ”を使ってファイルの共同作業への参加を簡単に依頼することができ、共有プロジェクトで編集が加えられたときにスレッドでアクティビティの更新情報を取得することが可能

メール

  • より正確で完全な結果を返し、入力を始めるとすぐに検索結果の候補を表示するよう検索機能が改善
  • メッセージの送信後10秒以内であれば“送信を取り消す”で送信をキャンセルすることが可能
  • “あとで送信”機能で、指定した日時にメールを送信することが可能
  • “リマインダー”機能でメールを読み直したり、返信を忘れないようにするためのリマインダーを受け取る日時を設定可能

Safariとパスキー

  • 共有タブグループで、複数のタブを共有することが可能になり、タブグループの更新は即時に確認可能
  • タブグループのスタートページは、タブグループごとに異なる背景画像やお気に入りをカスタマイズすることが可能
  • タブグループごとによく閲覧するWebサイトを固定することが可能
  • トルコ語、タイ語、ベトナム語、ポーランド語、インドネシア語、オランダ語をSafariのWebページ翻訳機能に追加
  • パスワードの代わりに、より簡単で安全にサインインできるパスキーに対応
  • パスキーはiCloudキーチェーンによりAppleデバイス間でエンドツーエンドで同期され、お使いのすべてのAppleデバイスで使用可能

テキスト認識表示

  • テキスト認識表示により写真の中のテキストが操作可能なテキストになり、“写真”、スクリーンショット、クイックルック、Safari、および“カメラ”を使ったライブプレビューでコピー&ペースト、“調べる”、翻訳の機能を使用可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
  • テキスト認識表示がビデオに対応し、一時停止したビデオフレーム内のテキストをコピー、翻訳、“調べる”、共有などの機能を使用可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
  • クイックアクションにより検出された写真とビデオ内のデータをシングルタップでフライトや配送の追跡、外国語の翻訳、通貨の変換などが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

画像を調べる

  • 画像の被写体だけを背景から抜き出して、“メール”や“メッセージ”などのAppにコピー/ペーストすることが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
  • “画像を調べる”で写真に写っている鳥、昆虫、蜘蛛、彫像を認識可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

Siri

  • ショートカットの設定が簡単になり、何も設定しなくてもAppをダウンロードするだけでSiriからショートカットを使用可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
  • メッセージ送信前にSiriから確認を求められることなく送信可能にする新しい設定
  • “Hey Siri、何ができるの?” と尋ねることにより、iOSやAppでSiriができることを調べることが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
  • “Hey Siri、通話を終了”と頼んで電話やFaceTimeでの通話を終了するオプション (iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

音声入力

  • 音声入力機能が全面的に新しくなり、音声入力とキーボードを一緒に使用してテキストの入力や編集を行うことが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)
  • 話す通りに読点、句点、疑問符を自動的に挿入する機能を装備
  • 絵文字に対応し、声を使って絵文字を挿入することが可能(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降)

マップ

  • 運転経路に15か所までの複数の経由地を追加することに対応
  • “ウォレット”に交通系ICカードを追加すると、少なくなった残高を確認する、カードにチャージするといったことが“マップ”から移動せずに実行可能
  • サンフランシスコベイエリア、ロンドン、ニューヨーク、サンディエゴでは、交通機関の運賃により移動にかかる費用を確認可能

Apple Payとウォレット

  • 加盟店でApple Payで購入した商品について、レシートの確認と注文の追跡をウォレットから行うことが可能

ホーム

  • ホームAppが再設計され、スマートホーム用アクセサリのナビゲーション、整理、表示、コントロールを簡単に実行可能
  • ホームタブで、アクセサリ、部屋、シーンのすべてを1つのタブに統合し、家全体を一目で見渡すことが可能
  • 照明、空調、セキュリティ、スピーカーとテレビ、水回りのカテゴリで、部屋ごとに整理されたすべての関連アクセサリに素早くアクセスでき、より詳細なステータス情報を表示
  • 最大4つまでのカメラ映像をホームタブの中央部に表示し、スクロールしてその他のカメラ映像を表示可能
  • アクセサリタイルのデザインを一新。カテゴリに合わせたカラーでより視覚的にわかりやすいアイコンを採用し、より正確なアクセサリの操作を実現

ヘルスケア

  • 服薬機能により、服用している薬のリストやスケジュールやリマインダーを作成して、薬、ビタミン剤、サプリメントの記録/管理を行い、時系列で記録を表示
  • 月経周期の記録に基づき、希発月経、月経不順、過長月経、持続性の点状出血の症状が見られる場合に周期の偏差を通知
  • ヘルスケア共有機能により、簡単かつ安全に大切な人のヘルスケアデータを共有可能
  • ヘルスケア共有のリマインダー機能により、どのヘルスケアデータが大切な人と共有されているかを明確に表示し、かつデータ共有のコントロールが可能

ファミリー共有

  • 子供用アカウント設定の改善により、年齢に応じたメディア制限など、適切なペアレンタルコントロールが適用された状態で子供用アカウントを簡単に作成可能
  • クイックスタートを使って、子供用に新しいiOSまたはiPadOSデバイスを親/保護者が選択したペアレンタルコントロールが適用された状態で簡単に設定可能
  • 子供からのスクリーンタイムのリクエストが“メッセージ”に表示されるようになり、承認や拒否をより簡単に実行可能
  • ファミリーチェックリストでは、子供のペアレンタルコントロール設定のアップデート、位置情報共有のオン、またはiCloud+のサブスクリプションをみんなと共有することを気づかせるようなヒントや提案を表示

個人情報安全性チェック

  • “設定”の新規項目の個人情報安全性チェックでは、同居する人や親密なパートナーからの暴力行為にあっている人が相手に許可したアクセス権を素早くリセットすることが可能
  • “緊急リセット”により、“探す”経由での位置情報共有の無効化、Appのプライバシー権限のリセットなど、すべての人とAppのアクセスをリセットするアクションを素早く実行可能
  • 共有とアクセスを管理することで、情報にアクセスできるAppや人を確認し、カスタマイズすることが可能

アクセシビリティ

  • “拡大鏡”の“ドアの検出”機能によりドアを見つけ、ドア周辺の標識やシンボルを読み取り、ドアを開けるための手順を提供(iPhone 12 ProとiPhone 13 Pro)
  • iPhoneからApple Watchを完全にコントロールするApple Watchミラーリング機能は、iPhoneのスイッチコントロール、音声コントロール、その他の補助機能の使用に対応し、Apple Watchを最大限に活用することが可能
  • バディコントローラで、複数のゲームコントローラからの入力を1つにまとめて、認知機能に不自由のある方がゲームをプレイする際に、介助者や友達のサポートを受けることが可能
  • VoiceOverが、バングラ語(インド)、ブルガリア語、カタロニア語、ウクライナ語、ベトナム語を含む20以上の新しい言語と地域で利用可能

このリリースには、以下の機能と改善も含まれます:

  • Apple Watchを持っていなくてもフィットネスAppでフィットネスのゴールの記録/達成が可能。iPhoneのモーションセンサーで推定カロリー消費量を割り出し1日のムーブゴールの達成を援助
  • AirPods Pro(第2世代)に対応
  • “パーソナライズされた空間オーディオ”機能は、iPhoneのTrueDepthカメラを使用して、より正確で没入感のあるリスニング体験を提供する空間オーディオのパーソナルプロファイルをAirPods(第3世代)、AirPods Pro(第1世代/第2世代)、およびAirPods Maxに作成可能
  • FaceTimeのHandoff機能により、iPhoneからiPadやMacに、またはiPadやMacからiPhoneにシームレスにFaceTime通話を引き継ぐことが可能
  • ミー文字では、ステッカーポーズ、ヘアスタイル、帽子類、鼻、リップカラーのバリエーションがアップデート
  • クイックメモでは、iPhone上のどのAppでもメモが取れ、リンクを追加してコンテキストを作成し、簡単にコンテンツを見つけることが可能
  • 翻訳Appでカメラを使って身の回りのテキストを翻訳することが可能
  • “写真”の重複検出機能により、重複した写真を識別し、ライブラリを素早く整理することが可能
  • “カメラ”のポートレート写真では前景にある被写体をぼかして、よりリアルな被写界深度表現が可能(iPhone 13、iPhone 13 Pro、およびiPhone 13 Pro Max)
  • “リマインダー”でリストをピンで固定して、よく使うリストに素早く移動することが可能
  • ホーム画面上での検索により、ホーム画面下部から直接Spotlightにアクセスでき、Appを開いたり、連絡先を探したり、Webで情報を入手したりすることが簡単に実行可能
  • CarPlayの自動メッセージ送信機能により、確認作業をしなくてもメッセージを送信可能
  • “緊急セキュリティ対応”では、重要なセキュリティの改善をより迅速にデバイスに適用するために、通常のソフトウェアアップデートとソフトウェアアップデートの間に自動的に適用

このリリースにはその他の機能と改善も含まれます。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://www.apple.com/jp/ios/ios-16

一部の機能は、地域やiPhoneモデルによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

日本での反応・・特に多かったもの

・「画像の透過切り抜き」機能に対して、感動の声が多かった。

・ロック画面のカスタマイズについて、評価が高い。

・テキスト認識に日本語が加わった点も喜びの声が。

・バッテリー残量のパーセンテージ表示の復活に喜びの声。(miniなど対応しない機種あり)

バッテリー%表示対応モデル
iPhone 13 Pro MaxiPhone 13 ProiPhone 13
iPhone 12 Pro MaxiPhone 12 ProiPhone 12
iPhone 11 Pro MaxiPhone 11 Pro
iPhone XS MaxiPhone XS
iPhone X
バッテリー%表示非対応モデル
iPhone 13 miniiPhone 12 miniiPhone 11
iPhone XR
リリース日主なバグなど
iOS162022.9.13音ゲーでの3本指操作ができない
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