HomePod mini購入前に注意したい6つのこと

HomePod
同僚A
同僚A

midoriさん、最近HomePod miniのことをお客様に色々聞かれるんですが、よくわからなくて・・

Bluetooth スピーカーでいいんですか?

midori
midori

それ一番やばい勘違いです。

同僚A
同僚A

設定するのに対応するiPhoneやiPad、iPodtouchが必要と聞きましたが、設定さえしたらBluetooth対応の機器で使えるんじゃないんですか?

midori
midori

使えません。HomePodはAirPlayスピーカーですから・・。

nudori
nudori

今回は、現場でも勘違いしているスタッフさんが多い、HomePod・HomePod miniについて購入前に知っておきたい注意点をご紹介します。

2023.1.25 OSアップデートで温度と湿度が測定されるように!

HomePod miniと2023年2月3日発売のHomePod(第2世代)では、OSバージョン16.3へのアップデートで温度と湿度センサー(屋内環境)での測定が可能になりました。

midori
midori

HomePod miniの中に温度や湿度センサーが内蔵されていたなんて知りませんでした。

思った以上に重宝して使ってます。

2021.10.26 OSアップデートでロスレスに対応!

Appleは10月26日にHomePod用OSの15.1をリリースしました。

このアップデートによりHomePodとHomePod miniでのApple Musicのロスレス再生に対応しました。

2021.10.19 新色を発表!

Appleはイエロー・オレンジ・ブルーの3色をラインナップに追加しました。

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11月2日発売。

HomePod mini

HomePod mini __14,800(税込)

型番JAN
MY5G2JA4549995157062
MY5H2JA4549995157079
MJ2E3JA4549995219920
MJ2D3JA 4549995219913
MJ2C3JA 4549995219906
AppleCare+ for HomePod mini
税込価格
AppleCare+for HomePod mini2,200円
Apple Care+for HomePod mini
サービス期間2年間
過失や事故による損傷に対する修理1年間に2回まで
サービス料1,500円(税込)

ご購入前に注意したい6つのこと

低価格なのに、音質がよく、そして可愛い。このスマートスピーカーかつAirPlayスピーカーの購入に当たっての注意点をご紹介します。

基本中の基本

① 対応しているiPhone、iPad、iPodを持っていないと初期設定できません。(設定は超簡単です。)

② WiFi環境がないと初期設定ができません。(iPhone単体でのテザリングを使用しての初期設定は不可

①コンセントが必要

ポータブルではないので、コンセントが必須です。20WのACコンセント(同梱)を使うので外で持ち運んで使うことはできません。

ケーブルの先がType-Cになっているので、MacBookAirなどのUSB-C端子につなげたら利用できるだろうか?と考えた方もNG。20Wの電源供給ができないと使用できません電源供給量が足りない場合は、天面タッチパネルがオレンジ色に点滅します。電源アダプタそのものは20W対応以上であれば他社製品でも使用可能です。

midori
midori

これって抜けるのかしら?って売り場のHomePod miniのコンセントの根本をさわっているお客様も・・。抜けません。ポータブルではないですよ。

②安定したWiFi環境が必須

WiFi環境が整っていないと使えません。不安定な場所では使用できません。WiFi環境を安定したものにする必要があります。(802.11n Wi-Fiを使用)

スマートスピーカーとして利用する場合には、安定したWiFi環境が必須ですが、Appleデバイスからの音楽や音声再生の場合は、P2P AirPlay機能が利用できる為、WiFi環境がなくても利用できます。(初期設定時にWiFiは必須

③外部スピーカーではない

 音響機器やTV等に直接つなげません。入力用の端子はなし。有線接続は不可です。

※AppleのAppleTV 4Kのデフォルトスピーカー(ホームシアタースピーカー)として使用することは出来ます。

AppleTV 4K(2nd)や(3rd)と組み合わせて

※お手持ちのテレビがARC/eARC対応の場合AppleTV 4K(2nd)(3rd)とそのデフォルトスピーカー設定されたHomePod miniとの組み合わせで、テレビの音声をHomePod miniから出力することが可能になります。

(tvOS16.3でeARC本格対応しました。このARC/eARC対応テレビについては、周辺機材との接続条件に組み合わせによってARC機能の使用可否があるのでご注意ください)

ARCは、「Audio Return Channel」 (オーディオ・リターン・チャンネル)の略です。

通常HDMIは映像と音声の信号を一方向に送りますが、ARCに対応すると逆方向に音声データを送ることもできるようになります。なので文字通り「音声が返ってくるルート」ということでARCと呼ばれています。

④Bluetoothスピーカーではない

 Bluetoothでつなげません。Bluetooth5.0がついていますが、Bluetoothスピーカー用ではありません。ただし、WiFiを切ってしまってもP2P AirPlay機能のおかげでiPhoneやMacなどからのオーディオ出力は可能です。

※「P2P AirPlay」はBluetoothを使って送信側と受信側をダイレクトに接続する技術です。

⑤AirPlayスピーカー

 対応のApple製品でしか使えません(Windows上でのiTunesアプリでは使用できます)。AirPlay対応アプリでしか使えません。スマートスピーカー機能を使うためにはWiFiが必須です。WiFiがあってもその環境が不安定だと快適に使えません。

Windowsでどうしても使いたい場合

AirParrotという有料アプリ(¥2,908~)をWindowsにインストールすることで使用可能にできます。その他にもアプリによって対応させることが出来ます。

⑥スマートスピーカー

 Siri対応のスマートスピーカーです。

midori
midori

以上のことを説明しますね

この機能を使って、スマートホーム化する際のハブになれます。

我が家はHomePod miniとSwitchBotの組み合わせでスマートホーム化してます。

こんな特徴のスピーカー

外部スピーカーでもBluetoothスピーカーでもない

HomePod miniは一般的な「スピーカー」ではありません。パソコンとかテレビとか、音響機器に有線でつなげてスピーカーとして使うことは出来ません入出力端子はありません

また、「Bluetoothスピーカー」でもありません。Androidにつなげたり、Bluetooth対応機器に接続してスピーカーとして使うことは出来ません。

midori
midori

AirPlayに対応しているApple製品にしか使えないので、要注意ですよ。

設定後は、スマートスピーカーとしては使えますが、他社製品の外部スピーカーとしてはつかえません。

WindowsPCの場合は有料アプリなどをインストールして使う裏技があります。

「AirPlayスピーカー」かつ「スマートスピーカー」

HomePod miniは「AirPlayスピーカー」です。

AirPlay」とはAppleにおける写真・動画・音楽などをワイヤレスで再生する機能のことです。最近ではAirPlay対応機器(受信側)というものがApple以外からも販売されるようになってきていますが、送信側はApple製品のiPhone、iPad、iPodtouch、Macに限られています。

受信側はAppleTV、HomePod(miniも含む)、AirPlay対応スマートテレビ、AirPlay対応スマートスピーカーに限られます。

Bluetoothとは違う仕組みです。

nudori
nudori

くりかえしますが、「Appleの機器以外で使うことは標準では出来ない」です。

AirPodsなどのイヤホンはBluetoothイヤホンなので、他の機器にも使えますが、HomePodは「他社製品とは使えない」ので注意が必要です。

基本他社製品とは難しいですが、WindowsPCにiTunes10.2以降をインストールした上でiTunes利用での音楽再生には対応するようです。こちらも同一ネットワークへの接続等の条件があります。

Windowsでどうしても使いたい場合

AirParrotという有料アプリ(¥2,908~)をWindowsにインストールすることで使用可能にできる。

Androidでも使いたい場合

AirMusic(有料)などのAirPlay対応再生プレイヤーアプリをインストールすることで音楽などを聞くことができるようになります。

「AirPlayスピーカー」って何?

「AirPlayスピーカー」についてもう少し掘り下げてみましょう。

今現在の最新規格はAirPlay2です。AirPlay2は対応する受信機同士を同時に複数台つなげることが可能です。

その為、HomePodやHomePod miniは複数台持っていると、2個でリンクしてステレオで楽しめたり複数の部屋で同時に同じ音楽かけたり、別々の音楽などを流したり・・ということができます。

また、音質をよくするということに力をいれている規格ですので、どうしても音を出す時にタイムラグが生じますが、それを動画の方の再生を遅らせることで、ズレを修正しています。

例えばMacなどでYoutubeを見ている時、パソコンのスピーカーからHomePodへの音出力に切り替えると、一旦映像がとまります。切り替えと同時に映像も動き出しますが。これは、どうしても音源を品質良く再生しようとすると映像とズレが生じる部分を、映像を送らせて再生することでズレを解消しあわせるようにしているからです。

そのために切り替え時に一旦映像がとまるのです。

また、このAirPlayにはWiFi経由で写真や音楽、動画を再生させる技術ですので、当たり前ですがWiFi環境が必須となります。

WiFiAppleシリコン
HomePod(2nd)802.11nS7
HomePod(1st)MIMO対応802.11acA8
HomePod mini802.11nS5
※HomePod miniの方がWiFiは下位規格

無線機は下位互換性があるので、最近のWiFi6対応無線ルーターやひとつ前のac(WiFi5)の無線ルーターなどを使っている方は何ら問題ないということになります。

WiFi環境がない・・という方は使えません。また、ものすごく古い無線ルーター環境で802.11nに対応していない・・という場合も不安定なので無線ルーターの買い替えをおすすめします。

nudori
nudori

全ての機能を問題なく利用するには、WiFiの電波が複数飛んでいる場合、HomePod miniとAppleデバイスが同じネットワークにつながっている必要があります

「スマートスピーカー」って何?

HomePodはSiri対応のスマートスピーカーです。

HomePodやminiに声で「Hey Siri ○○・・」と話しかけたり命令すると答えてくれたり、声で操作が出来ます。

今日の天気は?

〇〇までの到着時間は?

買い物リストに〇〇を追加して!

など。

また、この機能を利用してご自宅をスマートホーム化する際のハブとして利用することが可能です。SiriやIFTTT、HomeKitに対応したスマートホーム機器を設定設置をすれば、外出先から家の照明やエアコンをつけたり、見守りカメラなどでお家の状態をチェックすることも。

さまざまな周辺機器との連携で、さらに威力を発揮してくれます。

プライバシーも配慮

AppleはHey Siriという呼びかけだけしか情報をキャッチしていないので、HomePodを通じてあなたのプライバシーを取得される心配がありません。

まとめ

HomePodやHomePod miniはとても音質がいいスマートスピーカーです。Appleユーザーには非常に使いやすいデバイスだと思います。miniは価格もお手頃で可愛らしいサイズ。おすすめです。

全ての機能を快適に利用するにはWiFi環境が必須

AirPlayを利用して接続できるのは基本Apple製のデバイスのみ(他社製品とは接続できない。Windowsで使用する場合には有料アプリなどを自分で設定する必要がある)

スマートスピーカーである

AirPlay対応のアプリのみ再生可能。(ゲームなどには使えない。動画や音楽などもそのアプリがAirPlayに対応していなければ使えない)

midori
midori

以上のことを踏まえて、ご購入または販売をおねがいします。

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新プラン登場でHomePod miniがますます便利に

Voice Plan

Appleは2021年10月19日の発表会でApple Musicの新プラン「Voice Plan(480円/月)」を発表しました。

現在のApple Musicは2つのプラン。個人プラン(月額1,080円)ファミリープラン(月額1,680円)。AppleMusicは6月のアップデートで空間オーディオやロスレスオーディオに対応し、現在9000万曲が聴き放題で聴けるサービス。デバイスへのダウンロードも可能。

Voice Plan (月額480円)の特徴
  • Siriに話しかけて音楽を再生する一人のみのプラン
  • プレイリスト、ステーションを再生可能
  • Appleデバイスでのみ利用可能
  • ストリーミング再生(ダウンロードは不可)
  • 歌詞表示。ミュージックビデオ。空間オーディオ、ロスレスオーディオは利用不可。
  • HomePod mini
  • AirPods
  • CarPlay
  • iPhone
  • iPad
  • Apple Watch
  • Apple TV
  • Mac

Apple Musicはこれに合わせて、Siriに話しかけて再生するスタイルに最適化された、数百の新プレイリスト追加。Siriに「落ち着いた曲をかけて」「仕事に集中できる曲をかけて」「やる気がでる曲をかけて」のように頼んだり、「こういう感じの曲をもっとかけて」のように頼むことで、パーソナライズされた音楽体験ができます。

midori
midori

Hey Siri

「やる気がでる曲」でなおかつ「日本の曲をかけて」と依頼したら

Siri
Siri

やる気(邦楽)をおかけします

この新プラン。HomePod miniには何ともありがたいサービス。HomePod miniはWifi接続を前提としたAirPlayスピーカーなので、ネット環境は必ず接続されている。そして空間オーディオやロスレスには対応していない。もともとSiriをつかって動作させる機械なので、HomePod miniでの利用を前提に出したプランだろうと勘ぐってしまう。

主にHomePodでAppleMusicを手軽に利用したい方にはおすすめしたい新プランといえます。

Apple Music

個人プラン、ファミリープランのAppleMusicの特徴

  • Siriからの再生、音楽再生、プレイリスト、ステーション、歌詞表示ミュージックビデオの再生が可能
  • ロスレスオーディオ空間オーディオに対応
  • Apple製品以外でもAppleMusicに対応した他社製品でも再生可能
  • ストリーミング再生以外にもダウンロードでの再生にも対応している(ライブラリーへのダウンロード)
  • ファミリープランは最大6人での利用可能

Apple Musicは単独での加入以外にAppleOneといったお得セット割りのようなプランでの利用も用意されている。

プランVoice個人ファミリー
月額料金480円1,080円1,680円
利用人数1人1人6人まで
利用可能デバイスApple製品のみApple製品および
AppleMusic対応の
他社製品も可能
Apple製品および
AppleMusic対応の
他社製品も可能
Siriからの再生
音楽再生
プレイリスト
ステーション
歌詞表示
ミュージックビデオ
ロスレスオーディオ
空間オーディオ
ライブラリーへの
ダウンロード

Apple Musicは2023年1月30日現在、AirPodsシリーズ、HomePod mini、および対象のBeats製品のご購入で6ヶ月無料体験が出来ます。

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